私がi7s TWSをレビューしてから時間が立ち、AirPodsパチモン界隈は非常に賑わってきました。
そんな中、非常に良さそうなAirPodsパチモンを見つけましたので今回レビューしてみたいと思います。
そいつの名は、「inPods 12」。「inPods12」をちょっと触ってみた所、感動したのが音楽再生中にLEDが一切光らない点です。
ちょっとしたことですが、それのおかげで外からだとAirPodsとしか思えないレベルのクオリティとなっています。
他にもAirPodsのペアリングシステムが使用できる点や、タッチ式操作に対応している点など1000円台とは思えない機能性を発揮しています。
ぜひ最後までご覧ください。
開封
まずは外箱です。シンプルな箱です。値段相応のようにみえますね。
付属品。付属品は充電ケース、イヤホン本体LR、Lightningケーブル、取説です。
内容は一見普通に見えますが、Lightningケーブルというところに驚きます(笑)。
外観
イヤホン本体
イヤホン本体はAirPodsのまさにそれです。この価格帯のAirPodsパチモンですと、物理ボタンが付いているものも多いですが、inPods12はしっかりとタッチ式ボタンです。
質感はマットな感じです。本物のツヤツヤした感じとは違いますが、外で見たら全くわからない程度の違いですね。
充電ケース
充電ケースはかなり小さく、本物とよく似ています。質感はマットな感じで、触り心地が良いです。
驚いたのはLightning端子です。まさか、この価格帯でLightningを搭載できるとはどういう技術力してんだ。
inPods12は音楽再生時は光らない!
これは声を大にして申し上げたいのですが、inPods12は音楽再生時にはLEDが光りません。
これまで、AirPodsパチモン唯一の弱点として挙げられていたのが、音楽再生時にLEDがチカチカ光って、パチモンだとバレるというところでした。
inPods12ではそれが改善されて音楽再生時にはLEDは光りません。(※ペアリング時には光ります。)
パチモンとしてのレベルが他よりも高いですね。
音質
「AirPodsにそっくりなことはわかった。で、結局音質はどうなんだ?」とお思いでしょう。
結論を言うと音質は良くはないですが、悪くはないと思います。ただ、音がややこもっている感じがして値段相応の面もあるかと思います。
後でi7s TWSと比較もしますので、そちらも参照してください。
ペアリング
ペアリングはなんと、AirPodsのペアリングシステムをそのまま使います!この価格帯でこれはすごい!
やり方は、充電ケースからイヤホンを外して、iPhoneのロックを解除、「接続」をタップするだけです。
いやー時代は変わった。
ちゃんと、バッテリーウィジェットでバッテリー残量も見られます。
操作性
イヤホンの操作はタッチ式のボタンで行います。操作一覧は下記のとおりです。
- 1回タッチ:着信に応答
- 2回タッチ:音量操作
- 3回タッチ:曲操作
- 3秒長押し:Siri起動
- 5秒長押し:電源OFF
タッチ式ボタンなのは良いのですが、やや認識に問題ありですね。2回タッチしているのに1回しかタッチしていないことになってしまうことなど、認識ミスが見受けられます。
ややゆっくり目にタッチするのがコツのようです。
ただ、2回タッチで音量の調整ができるのは良いと思います。この手のワイヤレスイヤホンは音量調節ができないものが多いですから、これはアドバンテージです!
i7s TWSとの比較
元祖AirPodsパチモンことi7s TWSとの比較を行います。外観・音質の面で比較を行います。
イヤホン本体の外観ですが、inPods12はi7s TWSに比べてひと回り小さく、ボタンなどもないため、よりAirPodsに近いデザインとなっています。
充電ケースも比較してみましょう。i7s TWSはもはやでかすぎて、AirPodsに似ているとか言うレベルではありません。
音質は圧倒的にinPods12のほうが良いです。これはすぐに分かるレベルだと思います。
もし、AirPodsパチモンバトルなるものがあるとすれば、inPods12が圧勝するでしょう。
カラーバリエーション
inPods12にはカラーバリエーションがあります。色はレッド、グリーン、ブラック、ホワイトです。
AirPods風にホワイトにするか、おしゃれに色を変えてみるか好みで選べますね。
基本的なスペック
Bluetoothバージョン | 5.0 |
音楽連続再生時間 | 2-3時間 |
充電時間(イヤホン本体) | 70分 |
充電ケースによるイヤホン最大充電回数 | 4回 |
inPods12のメリット・デメリット
inPods12のメリット
- 価格が安くコスパがいい(1000円台)
- i7s TWSよりもAirPodsに似ている
- 音楽再生中はLEDが光らない
- タッチ操作に対応している
- カラバリがある
inPods12のデメリット
- 音質がそれほど良くはない
- タッチ操作にやや難あり
- 連続再生時間があまり長くない
- 最小音量がでかい(音量のステップが大きい)
総評
おわりに
いかがだったでしょうか。今回はAirPodsパチモン「inPods12」を紹介してみました。
驚異的なそっくり度のパチモンが出てきたなと言う印象です。欲を言えば音質をもっと良くしてもらえば、より優れた商品になるかと思います。
今後も、AirPodsパチモンを始め、様々なおもしろガジェットを紹介していきたいと思いますので、よろしくおねがいします!