iOS 12 正式版 リリース！ ミー文字/パフォーマンス向上/Siriショートカットetc

本日18日（日本時間）、AppleはiOS 12の正式版をリリースしました！

iOS 12はパフォーマンスに重点を置いて開発されており、アプリの起動速度はこれまでの2倍になるなどの性能の向上を見せています。

また、iOS 12の対応端末はiOS 11のときと同じでiPhone 5s以降の端末をサポートしています。つまり切り捨てなし！今、iOS 11を入れている人は全員iOS 12にアップデートできます。

ほかにもMemojiやSiriショートカットなどの新機能もあります。詳しくは下からどうぞ！\

パフォーマンスの向上

前述の通りiOS 12はパフォーマンスの向上を主軸に開発されています。
アプリの起動は最大で2倍、シェアシートの表示も最大で2倍、キーボードの表示は最大50％、カメラのスワイプは最大70％高速に動作します。

これは旧モデルを使っている方にはうれしい改善ですね！
個人的にはシェアシートの表示がもたついてる感があったのでこれは嬉しいポイント。

ミー文字

iPhone Xから追加されたアニ文字機能に新たに自分のアバターを作成して、それを顔認識で動かせるようになりました。その名はミー文字。

髪型や顔のパーツなどを自由に選んで自分の顔を作ることができます。

Siriショートカット

Siriにより複雑な命令を割り当てることができるようになりました。一種のマクロのようなものでしょうか。

基調講演ではBluetoothをつけた鍵を紛失した例が紹介されています。「Hey Siri, I lost my keys」というだけで、Bluetoothタグから音を鳴らしてくれるようになっています。

ショートカットアプリではサンプルスクリプトを元にドラッグ・アンド・ドロップでカスタマイズができるようになっています。

いままでのSiriはできないことばっかりだったので、これはSiriをよく使う人には便利！
できれば「ねぇ、Siri」も追加してほしかった。

スクリーンタイム

アプリをどれだけ使っているか見える化してくれる機能が追加になりました。
アプリの使用時間、通知の来た回数、どれだけiPhoneを手にしたか、通知を受け取った回数などのアクティビティを見ることができます。

また、ペアレンタルコントロールによくある利用時間の制限もできるようになっています。

通知機能の強化

通知機能も大幅に進化しています。
まず、同じアプリの通知が一つにまとめられるようになりました。
そして、通知の設定も通知画面からできるようになりました。
「目立たない形で配信」という機能も追加です。この機能をオンにすると下のようになります。
– 通知センターには表示・ロック画面には非表示
– サウンド再生なし
– バナー表示なし
– バッチ付かない

おやすみモード強化

おやすみモードが強化されました。時間の指定ができたり、「この場所から出発するまで」といった場所の指定、「このイベントが終了するまで」といったイベントの指定など細かく設定できるようになりました。

CarPlayで他社製マップアプリに対応

なんと、iOS 12からCarPlayでGoogleマップなどの他社製マップアプリが使えるようになりました！
iOS 12でAppleマップも改善したとのことですが、やはりGoogleマップには一日の長があります。
ドライブの友には絶対Googleマップ派の人にはありがたいポイントです。

その他

• FaceTimeでグループ通話が可能になった
• ARKit 2の導入
• 写真の検索機能
• カメラエフェクトの追加
• 株価・ボイスアプリのアップデート
• iBooksがApple Booksに
• 写真・PDFへのマークアップ機能
• Appスイッチャーで上スワイプでアプリを終了できるようになった(iPhone X以降)
• iPadでiPhoneXのジェスチャが可能になった
• パスワード管理機能の強化

他の機能はこちらを御覧ください。

アップデートスケジュール