IT系の話題を幅広く取り扱います。iPhone、Mac、アプリ開発、ダウンロード方法など。
新着記事

【Hackintosh】Win機にmacOS Mojaveを導入する方法【Mac不要】

Hackintosh

今回は、Windows機にMacを入れるという夢、いわゆる「Hackintosh」をやる方法を紹介します。

今回のHackintoshのターゲットはこの間出たばかりのmacOS Mojaveです。

Hackintoshをやるにはいくつかの方法があるのですが、今回はMacを必要としない方法を紹介します(Windowsだけで準備が完結します!)。

具体的には「Mojave Olarila」を使った方法です。内部にmacOS Mojaveのイメージが含まれているのでMacがなくてもインストールできます(良いか悪いかは別にして)。

スポンサーリンク

注意

Hackintoshは非公式です。この方法を参考にしたり実践する際は自己責任でお願いします。

また、今回の方法は一般的なHackintoshの方法とは違うため、動作しなかったり、不安定になるなどの不具合が存在する可能性があります。

動作環境

Hackintoshは動作環境を選びます。適した環境でないと動かなかったり、動作が不安定になったりします。

ご使用の環境でHackintoshできるかどうかはググればたいてい出てきます。

また、下のサイト(tonymacx86)では動作するCPUやマザーボード、グラフィックカードなどが紹介されています。

https://www.tonymacx86.com/buyersguide/building-a-customac-hackintosh-the-ultimate-buyers-guide/

なお、AMDのCPUは現時点では不可能に近いです。

GPU

GPUはAMDを選んでおけば問題なさそうです。というのも近年のMacがAMDを使っているためです。

NVIDIAのカードでも動作はしますが、別途ドライバーが必要です。ドライバーのインストールは「Web driver」を使えば簡単です(しかし2018/10/11現在、Mojave用は公開されていない)。
Kepler(GTX 600シリーズ)以前のモデルですと、標準でドライバーが含まれています。

内蔵GPUなら問題なく使えるでしょう。

筆者の環境

参考程度に私の環境を紹介します(自作PCです)。

パーツ 型番
マザーボード Gigabyte GA-H97-D3H
CPU Intel Core i5-4590
GPU NVIDIA Geforce GTX 670

必要なもの

  1. 8GB以上のUSBメモリ
  2. Multibeast移動用のUSBメモリ
  3. Win32 Disk Imager
  4. Mojave Olarila
  5. Multibeast

イメージの準備

今回使用するイメージは「Mojave Olarila」というものです。ブートローダーのCloverからmacOS Mojaveのインストーラーまで何でも入っています。これを使えば、Macは必要ありません。

Step1. 下のリンクからMojave Olarilaをダウンロードしてください。

https://drive.google.com/file/d/1XoJS2x86JJ9VuOMcVJvLWsFTt27xzGAF/view>



Step2. ダウンロードした圧縮ファイルを解凍してください。「Olarila Mojave GM.raw」というファイルが出てくると思います。



Step3. Win32 Disk Imagerをダウンロードしてインストールしてください。



Step4. USBメモリを接続してください。USBメモリはフォーマットされますので、必要なファイルがあったら必ず退避させてください



Step5. Win32 Disk Imagerを開いて「Olarila Mojave GM.raw」を読み込んで、「Write」を押してください。



Step6. Multibeast(ログインが必要)をダウンロードして、「Multibeast.app」を「Multibeast移動用のUSBメモリ」にコピーしてください。

スポンサーリンク

macOSのインストール

Step1. deleteキーを押して(GIGABYTEの場合)UEFIを起動させてください。そして、下記のように設定を変更してください。

  • VT-d : disable
  • CFG-Lock : disable (GIGABYTEマザーには項目なし)
  • Secure Boot Mode : disable
  • OS Type : Other OS
  • IO Serial Port : disable
  • XHCI Handoff : enable

Step2. USBメモリからシステムをブートしてください。そうすると、ブートローダのCloverが表示されます。
「Boot macOS Install from Install macOS Mojave」を選択してEnterキーを押してください。

Step3. そうすると、ログがバーっと表示された後にmacOSのインストール画面が表示されます。

Step4. ディスクユーティリティを起動して、インストール先のディスクを初期化します。

インストール先のディスクを選択して「消去」を押してください。名前は「Mojave」(任意)、フォーマットは「Mac OS拡張(ジャーナリング)」を選択してください。(これを実行するとディスクは完全にフォーマットされます。間違って大事なディスクをフォーマットしないように注意してください

Step5. ディスクユーティリティを閉じて「macOSインストール」を選択してください。

Step6. インストール画面が表示されますので、指示に従ってください。

インストール先は先程のフォーマットしたディスクを選択してください。

「インストール」を押せばインストールが開始されます。

Step7. インストールが終了したら再起動が入ります。再起動後もまたCloverが表示されます。今度は「Boot macOS from Mojave」(Mojaveはディスク名)を選択してください(今後Macを起動する際はこれを選択する)。

Macのセットアップ

上記が完了したらMacのセットアップ画面がでてきます。

指示にしたがって、セットアップを完了させてください。

Multibeastでドライバのインストール

Multibeast移動用のUSBメモリに保存した「Multibeast.app」をMacにコピーして起動してください。

設定項目は環境によって異なります。私の環境ですと下記のようにすれば正常に動作しました。

  • Quickstart: UEFI Bootmode(これを選択するとCloverが変更されます)
  • Drivers:
    • Audio: AppleALC
    • Misc: Fake SMC, Fake SMC Plugins
    • Network: Apple Intel E1000e v3.3.6
  • USB: 7/8/9/ Series USB Support,
  • Bootloaders: UEFI Bootmode
  • Customize: System Definitions: iMac 14,2

設定項目は「マザーボードの型番 multibeast」でググればいろいろ出てくるのではと思います。

設定が完了したら、「Build」タブの「Install」でインストールしてください。完了したら再起動してください。

完了


私の環境では上記のプロセスでうまくいきました。
ちょっと使った感じでは問題はなさそうです。

今後、様子を見て不具合等でたら報告したいと思います。

WiFiについて

HackintoshにおいてWIFIは難しい問題だと思います。一般的な方法としては純正の無線モジュールを使うというものがあるそうです。こちらのサイトで詳しい解説があります。

私は家にあったElecomの無線LANアダプタ「WDC-300SU2SWH」を使いました。ドライバはGithubで奇跡的に公開されているものを使いました。ElecomのほかにもIODATAやBuffalloなどのアダプタも使えるらしいです(未確認)。

https://github.com/chris1111/Wireless-USB-Adapter-Clover

上記のおかげでインターネットは問題なく使えています。
ただ、Handoffは使用できないようです。まあこれは仕方ない。


どうぞ、よいHackintoshの夢を!

コメント

  1. シライシ says:

    【Hackintosh】Win機にmacOS Mojaveを導入する方法【Mac不要】のサイトを見てhackintoshにチャレンジしています。参考になる情報ありがとうございます。
    さて、イメージの準備のStep.6の途中までは出来たつもりですが、それ以降で躓いています。
    具体的には、Multibeast.appの入手して、USBメモリ上の「FILES」フォルダに入れようとしたのですが、Windows10のパソコンでUSBメモリを見てもFILESファオルダは見当たらないです。
    なにかアドバイスいただければ幸いです。

    • PHEXCEL says:

      FILESフォルダが隠しフォルダになっている可能性があります。隠しファイル・フォルダの表示の設定を試してみてください。
      また、Multibeast.appはmacOSのインストール後に使用するものですので、別のUSBメモリを使用しても良いかと思います。

      • シライシ says:

        問題解決しました、Windows標準ではMACのファイル形式を認識できないからでした。
        MACの経験が無い(浅い)人はここで嵌ります、ですので次のように変更したほうがわかりやすいと思います。
        イメージの準備 step.5の最後に
        書き込み終了後、WindowsからUSBメモリをフォーマットしないと使えないよ、みたいな警告が出ますがキャンセルします、USBメモリがMAC形式のフォーマットとなり、Windowsからは中のファイルが見えないためです。
        step.6
        WindowsからUSBメモリの中のファイルを操作できるよう、「HFS+ for Windows by Paragon Software」をインストールします(有料ソフトですが10日間は試用可)。
        次にtonymacx86.comのサイトに行き、まずは登録します(登録しないとダウンロードできません)、「mojave用のMultiBeast」を探しダウンロードします。このファイルを解凍して得られた「Multibeast.app」をUSBメモリ上の「FILES」フォルダに入れてください(上記のHFS+ for Windowsを使用)。

  2. 匿名 says:

    ディスクユーティリティでHDD、SSDが見えない(認識されない)です。 皆さまはうまくいってますか?

    • 匿名 says:

      同じ状況です。guidパーティションテーブル方式でないと言われて進めません

      • PHEXCEL says:

        ディスクユーティリティにてディスクの「消去」もできない状況でしょうか。
        上の手順どおりフォーマットしたらguidになると思うのですがいかがでしょうか。

      • 通りすがり says:

        ディスクユーティリティで表示の右にある下三角から「すべてのデバイスを表示」にすれば、ひとつ上の階層が出てきます。そこから消去すればguidに変更できる項目が増えているはずです。

    • PHEXCEL says:

      いろいろ調べておりますが、なかなか原因がわかりません。
      NVRAMをリセット(clover画面でF11を押す)する方法もありました。
      よろしければお試しください。

      また、SSDが稀に対応していない場合もありますのでご注意ください。

    • 通りすがり says:

      BIOS設定でIDEをAHCIに変更すると見えるようになります。自分はそうでした。

  3. りょ says:

    こんばんは。
    インストール画面にて
    このバージョンのmacOS 10.14は、このコンピューターにはインストールできません。
    と表示されました。
    この場合は諦めるしかないでしょうか?
    マザボ/ ASrock H67DE
    グラボ/NVIDIA GeForce GTX760
    CPU/intel corei5-2400

    • うなぎ says:

      りょさん 管理人ではないですが、私はcorei5-2400sで、higt serriaにしたらインストールはできました。mojava未対応のmacをアップデートする手段はあるらしいのであとで挑戦しようと思ってます。現在は音が出ないのとappストアにログインできないので右往左往してます。それ以外は目的のことは達せられたのでよしとします

  4. うなぎ says:

    りょさん あ、あとお使いのグラボがmojava非対応な気がしてます。私は始めるときにまずグラボをRadeon560に変えてから挑戦しましたので、詳しくはわからないですが。

    管理人さん
    こちらの記事といまは削除されてるのですがMORGONAUTの解説動画で無事完走できた。設定するとき私はClova EFI Bootloaderを使ったんですがMultibeastだと起動画面がOlarilaから変わったりしますか?再起動は頻繁にしないですが、起動のたびに読み込まれる文字が少し気になってます。

    • PHEXCEL says:

      私の場合ですとMultibeastでQuickstart: UEFI Bootmodeを選択したところClovaも更新され、起動画面がOlarilaから変更されました。