今回は、DY-UD200においてXOR暗号化の処理を飛ばすことにより、映像などが乱れるドロップを軽減する方法を紹介します。
私はこの方法でドロップが激減しました!
まず、XOR暗号化を無効にするということについて説明します。
無効化する前は、送られてくるTSデータをDY-UD200内で暗号化して暗号化されたTSをまたPCで復号化してTSデータを映していました。
ですが、XOR暗号化を無効にすると、送られてくるTSデータをそのまま映すことができるのです。
つまり、暗号化する処理を飛ばすことでDY-UD200への負担を減らしドロップ軽減につながるのです。(たぶん)
この方法はバージョンが1.0.0.1の人のみ有効です。
バージョンが1.0.0.7以上の人はこちらの記事の手順6までやって1.0.0.1にダウングレードしてから試してください。
バージョンが1.0.0.7以上の人で、既にBondriverを導入している人はデバイスドライバーより「ISDB-T Digital TV Tuner DY-UD200 /w WinUSB2.1」を削除してもう一度、こちらの記事の手順6までやって1.0.0.1にダウングレードしてから試してください。
※もちろん自己責任でお願いします。最悪の場合本体が壊れます。
方法
1. まず、ここから「ch0037.zip」をダウンロードしてください。解凍したら、「Vista-1.0.0.7-down.zip」も解凍してください。
2. 「DAWIN_Suite_Ver2」フォルダに入っている「DAWIN DTV.exe」をバイナリエディタで開きます。
バイナリエディタは「Stirling」などがよいでしょう。
3. そうしたら、以下のように書き換えて保存してください。
0031EB48: E5 9D 00 0C を EA FF FE CA
0031D964: EB 00 D9 6C を E1 A0 00 00
0031E094: EB 00 D7 A0 を E1 A0 00 00
0031E0B4: EB 00 D7 98 を E1 A0 00 00
0031E4B4: EB 00 D6 98 を E1 A0 00 00
面倒な人→ここにあるようです。
4. 書き換えた「DAWIN DTV.exe」を実行すると、ファームウェアの更新が行われます。特に、インストール画面はでないので適当に終了させてください。もう起動する必要はありません。
※WindowsVista以降の人はXP互換モードで起動してください。
5. 更新されたらBonDriverとWinUSBデバイスドライバを導入し、「BonDriver_dyud.dll.ini」の「EnableXor=1」を「EnableXor=0」に変更してください。
導入方法はこちらの記事の手順8~を参照してください。
以上で終了です。
コメント
初めましてm(_ _)m
こちらのホームページを参考にしてTS抜きが出来るように
なったのですが、どうもドロップが多いようなのでXOR無
効を試そうと思い手順通りに進めていたのですが、手順4で
インストール画面はでないので適当に終了させてください
とあるので起動後適当に終了させているのですが、「BonDr
iver_dyud.dll.ini」の設定を変えると画面が真っ黒のまま
果てしなくドロップが増加してしまいます。
パッチが当たって無いのかと思い何度かやったのですが、い
まだに成功しません。「適当に終わらせる」は概ねどのくら
の時間を待てば良いでしょうか?
Macbeth様
説明不足ですみません。
私はチャンネルスキャンを完了した時点で終了しました。
素早いRESありがとうございました。m(_ _)m
早速やってみます^^
チャンネルスキャンが完了するまで待ってからiniファイルを編集したら
上手く行きました。これでどの程度ドロップが軽減されているか、これ
から試験的に録画を繰り返して検証してみます。
このチューナーは元々感度があまり良くないようで、XOR無効で22~
23dB程度、入力は20~28CHで59~65dBは出ていますし、
MER、BERも良好な値を検出していますので電波的には問題ないので
ちょっと残念ですね。といって、改良されてTS抜きが出来なくなるのも
困るので我慢ですかね^^;;
そうですね~